EVイベント

「NIIGATA EV CAR FAIR」国内外の11ブランドの最新EVが大集合!

nobux969

2024年2/24-25に新潟市の産業振興センターで最新の電気自動車の市場展示会が開催されています。

新潟でこのような大規模なEVイベントが開かれるのは、私が知る限り初めて。

Audi新潟

(出展)新潟自動車産業株式会社

Audi e-tron GT quattro

Audi e-tron GT quattroの展示
Audi e-tron GT quattroの展示

アウディのフラグシップEVです。

  • 530ps(390kW)。前後2モーターのAWD
  • 0-100km加速は4.1秒
  • プラットフォームやパワートレインを「ポルシェ・タイカン」と共用
  • バッテリー容量:93.4kWh
  • 一充電走行距離(WLTCモード):534km
  • 車両本体価格:¥14,940,000
  • 店頭引渡し価格:¥16,170,000

ちなみに、上記スペックはベースモデルですが、上位のRSe-tron GTもあります。

  • 最高出力:475kW
  • 0-100km/h 加速:3.3秒
  • 一充電走行距離(WLTCモード):534km
  • 車両本体価18,990,000 円

ジャガー・ランドローバー新潟

(出展)SKY GROUP

JAGUAR I-PACE

JAGUAR I-PACEが展示されていました。

ジャガー・ランドローバーは2010年代半ばくらいまでDVDナビを使用していたりと、AV系が遅れているイメージですが、車自体はスタイリッシュです。

ジャガー I-PACEの展示車両
ジャガー I-PACE

TESLA JAPAN

(出展)えちごホールディングス

えちごホールディングスさんは、新潟県内のTesla、ヒョンデの正規ディーラーです。今回はTeslaだけの持ち込みでした。

個人的にはヒョンデのIONIQも気になっていたのですが、「テスラとヒョンデを比べると、日本市場への力の入れ具合が段違い」とのことで、テスラのみになったようです。

新潟県内でもテスラの納車は増えており、それにともない、中古車もそれなりの数が出てきています。

MODEL S

テスラモデルS ホワイト
テスラモデルS

モデルSはやはりフラグシップだけあって、全体的な高級感がモデル3よりもかなり上です。ただ、それでもメルセデスやアウディなどとは方向性が違うような印象を受けます。

  • テスラはあくまで最先端テクノロジーやスペックを追いかけるブランド
  • ドイツ勢は伝統的な高級車をベースにEV化したブランド

THE高級車が好みの方はドイツ製EVのほうが好みそうです。

テスラモデルSのヨークステアリング
テスラモデルSのヨークステアリング

いまさらですが、スペックです。

  • 0-100km加速:2.1秒
  • 最高時速:322km/h
  • 出力:1020hp(750kW)
  • 価格:¥12,969,000〜

日本の道路では全くもって出番のないモンスターパワーです。

MODEL X

ガルウイングがかっこいいモデルXです。

テスラ モデルX
テスラ モデルX

3列シートの6人乗りでした。どうしても3列が必要であれば選択肢としてはありますが、6シートは95万円UP、7シートは52万円のUPです。

モデルXの6シートレイアウト
モデルXの6シートレイアウト

展示してあったモデルSもそうですが、ハンドルの形状が変わった形をしています。

テスラモデルXのヨークステアリング
テスラモデルXのヨークステアリング

「ヨーク ステアリング」というようです。オプション設定で、+161,000円

レバーや、シフトをなくしているようです。レーシングカーのようなステアリングです。

  • バッテリー容量
  • WLTP航続距離:576km
  • 0-100km加速:3.9秒
  • 最高時速:250km/h
  • 価格:14,469,000~

MODEL Y

アウトドア大好き人間としては、SUVにはキャリアを載せたいところ。Tesla純正のカーキャリアもありますが、天井〜リアハッチに大型のガラスルーフが搭載されているので、ルーフボックス積み込み時やスキーの荷下ろし時などの落下物でガラスを割らないように注意が必要です。

MODEL 3

テスラが身近になったのはこの車種のおかげです。

速さやラグジュアリーは削ぎ落として、航続距離に振っているので、普通にEVとして使うのであれば最有力候補でしょう。

展示されていたのは、中古のロングレンジAWD 2万kmでしたが、価格もこなれてきて悪くない選択だと思います。

テスラ モデル3ロングレンジAWDの中古車
テスラ モデル3ロングレンジAWDの中古車
  • テスラ モデル3 ロングレンジ AWD
  • 走行距離2万km
  • 支払い総額455.5万円
モデル3のスペック
  • WLTC航続距離:(スタンダードレンジ)573km (ロングレンジ)706km
  • 0-100km加速:(スタンダードレンジ)6.1秒 (ロングレンジ)4.4秒
  • 最高時速:(スタンダード、ロング共)201km/h
  • 価格:
    (スタンダードレンジ)¥5,613,000〜
    (ロングレンジ)¥6,519,000~

NIIGATA BMW

BMW iX1

BMW iX1 xDrive30 xLine
BMW iX1 xDrive30 xLine

BMW iX1です。X1のEVバージョン。

4500mmの大きさで、見た目の割に取り回ししやすいサイズ。誰が見てもBMWとわかるスタイルを残しつつEV化。インテリアの高級感といい、流石といったところ。

2023-24年のインポートカー・オブ・ザ・イヤーの受賞車です。

BMW iX1 xDrive30 xLineのスペック
  • WLTC航続距離:465km
  • バッテリー容量:68.5kWh
  • 出力:272馬力(200kW)
  • モーター:前後190ps(140kW)ずつ のAWD
  • 価格:¥6,980,000

BMW iX2

キドニーグリルがEVを主張するかのように五角形になっているのが新しい。

EVにはラジエーターがないから空気を取り入れる本来の役割が必要ないので、スタイルを出すために自由に設計できるため、今後も少しずつ遊び心を出してくるだろう。

BMW iX2 xDrive30 M Sport
BMW iX2 xDrive30 M Sport
BMW iX2 xDrive30 M Sport
  • WLTC航続距離:460km
  • 出力:306ps(225kW)
  • 価格:¥7,420,000

日産自動車

(日産プリンス新潟販売株式会社)

リーフでお馴染みの日産です。特に大きなニュースではないですが、担当者の情報として

  • ARIYAはAWDの納車が今年(こそ)できそう
  • ARIYAやリーフなどで設定のあった「暁-アカツキ-:サンライズカッパー(M)/ミッドナイトブラック(P)2トーン(特別塗装色)」が無くなる
  • 一部車種で価格改定(値上げ)予定。

全体的に生産・納車が追いついておらず、時間だけが経過してモデルが古くなってきています。スピーディにEVシフトを進めている海外EVのほうが魅力的に映るのは私だけではないでしょう。

日産 サクラ

街中でも結構見かけるようになった軽自動車EVのサクラ。電費は9km/kWhに届くほど良好。コンパクトで取り回ししやすく、近場の移動に最適でしょう。

しかし、乗り出しで300万円オーバーで軽自動車とは思えない金額であり、2倍以上の距離が走れるBYDのDOLPHINと価格差があまりありません。

乗るなら絶対に国産車のEVがいい、という方向けです。

日産サクラの展示車両
日産サクラの展示車両

日産 LEAF

私も乗っている日産リーフ。

日産リーフ 90周年記念車
日産リーフ 90周年記念車

いい車なんですが、現行のリーフは2017年デビューですから、7年が経過しています。

ところどころ初代のリーフと同じ設計だったり、最新モデルがひしめくEV市場では、古さを感じる今日この頃。

通常モデルの40kWhだと最新の海外EVの航続距離には見劣りします。かといって、1.5倍のバッテリー容量のe+だとスタイリッシュな海外EVと価格差があまりないので、これまた悩みます。

それなりにノウハウや不具合などの情報も出尽くしている感じはあるので、安心感が最大の売りでしょうか。状態のいいe+の中古を200~300万円で探すのもおすすめ。

日産 ARIYA

2021年発売予定が2022年発売にずれ込み、その後も半導体不足による受注停止、大容量バッテリーモデルのB9やAWDモデルは一向に納車の目処が立ちません。

日産ARIYA B6
日産ARIYA B6

BYD AUTO 新潟

(出展)株式会社丸山自動車

世界のEV販売台数でテスラを抜いて「飛ぶ鳥を落とす勢い」のBYDです

ATTO3とDOLPHINで実用的な格安EVを日本に投入しており、やはり見物している人は多かったです。

BYD ATTO3

新潟EVカーフェアでのBYD ATTO3の展示
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BYDの日本初導入のEVです。新潟では法人での導入がちらほらあるようです。

BYD DOLPHIN

リーフキラーのDOLPHINです。

「安すぎるEV」ということで、CEV補助金の要件の見直しになるきっかけとなった車です。

BYD DOLPHINからの給電
BYD DOLPHINからの給電

BYDの電気自動車は給電機能が標準で付いているのが強いです。¥44,000のV2Lアダプターだけあれば100V 1500Wの家庭用電源を取り出すことができます。

日産も給電機能があることをアピールしていましたが、スーツケース大の巨大な箱を車体に接続してEVから電気を取り出しますが、BYDのEVは充電ケーブルほどのアダプタで電気を取り出すことができます。

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BYD SEAL

今回はSEALが展示されていました。現状未発売で、日本にある貴重なデモカーを陸送してきたようです。

2023年末には発売されると言われておりましたが、発売がずれ込み、2024年の夏を予定しているとのことです。

BYD SEAL
BYD SEAL
BYD SEALのスペック
  • 現状では、ハイエンドの位置付け。
  • 価格は未定
  • 発売は2024年夏
  • バッテリー容量 82.56kWh
  • 航続距離555km
  • 0-100km は3.8秒
  • ATTO3の装備はほぼ全て搭載
  • ハンドルヒーターなど追加装備もあり

内装も見てみましたが、ATTO3や、DOLPHINに比べて明らかに上質です。スタイルも垢抜けていて「買ってもいいかも」と思わせるスタイリングでした。

ボルボ・カー 新潟

安全重視の設計思想のボルボ。北欧スタイルで、控えめで威圧感のないスタイルを好む人も多いでしょう。

VOLVO EX30

ボルボでは珍しいポップなカラーが目をひくEX30。69kWhのバッテリーを積んで、560kmの航続距離。

コンパクトで取り回ししやすい大きさ。これは女性にウケそうです。

VOLVO EX30の展示車両
VOLVO EX30の展示車両
VOLVO EX30 スペック
VOLVO EX30 スペック
  • バッテリー容量:69kWh
  • WLTC航続距離:560km
  • 駆動方式:RWD
  • 最高出力:200kW(272ps)
  • 全長 4,235mm 全幅1,835mm 全高 1,550mm
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雪国EVアンバサダー
スノーボード、キャンプを愛する新潟人。移住10年目。 EVのある雪国のアクティブなライフスタイルをお伝えします。
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