新潟県のキャンプ場
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スノーピーク ヘッドクォーターズ(三条キャンプ場)のレビュー・アクセス等まとめ

nobux969
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新潟が誇るアウトドアブランド、スノーピークが手がけるキャンプ場が「スノーピークヘッドクォーターズ(Snowpeak Headquarters)」です。

Headquartersとは「本部」という意味。まさに本社のお膝元のキャンプ場です!

さらに、最近では、SPAなども開業し大人気!

スノーピークの熱心なファンはもちろん、キャンプ初めての方まで多く訪れる全国屈指の有名キャンプ場を新潟県民が報告します。

目次

【動画あり】スノーピーク ヘッドクォーターズはどんなキャンプ場?

三条市の東部、下田郷にあります。下田は福島県との県境にあり、面積の多くを森林が占めています。

この自然豊かな環境に作られた大規模キャンプ場がスノーピークヘッドクォーターズです

キャンプ場内を散策した動画です。2024年5月6日にデイキャンプで撮影しました。

【動画あり】スノーピーク ヘッドクォーターズのアクセス

新潟県三条市下田にありますが、田んぼと山ばかりのところなので、初見だと結構難しいです。

カーナビを設定すると最終的には到達できるのですが、ところどころ出現するスノーピークの看板ではナビと異なる方向に矢印が向いていたりと惑わされます。

最寄りの関越自動車道「三条燕IC」からの動画を作成しましたので参考にしてください。

スノーピーク ヘッドクォーターズの料金とサイト紹介

料金システム

料金の計算式

料金:【基本料金】×人数+【サイト利用料】

基本料金は入場料と考えるとわかりやすいです。

もちろん、レンタルなどを使用すればこちらに追加となります。

基本料金一覧

大人小学生未就学児
宿泊1,650550無料
デイキャンプ550330無料
スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールドの基本料金

フリーサイト

  • 宿泊利用
    • サイト利用料:0円
    • チェックイン:9:00から
    • チェックアウト:翌日12:00まで
  • デイキャンプ利用
    • サイト利用料:0円
    • チェックイン:9:00から
    • チェックアウト:同日17:00まで

区画されておらず、好きな場所に設営。フラットな場所から埋まっていきます。早い者勝ち!

サイトは受付後にキャンプ場内マップを受け取るので、それをみながら設営場所を決めます。事前には指定できません。

到着が遅れると勾配や凹凸のあるところに設営せざるを得なくなるので注意。

9時、10時くらいの到着だと前日からの利用者が撤収作業中で、サイトが空いていないところもあります。

徐々に撤収が進みますので、「この辺、撤収が済んだら使わせてもらおう」と目星をつけて荷下ろしをしたりしていましょう。

関東からの利用客も多いので、宿泊で12時ギリギリまで残っている利用者は少ないです。

1グループにつき
  • 12m×12m
  • 定員:6人
  • テント1張
  • タープ1張
  • 車両1台

順番にフリーサイトを紹介していきます。

フリーサイト:Aサイト

キャンプ場入り口、駐車場からもっとも近いサイト。ショップやシャワーにも近い。

スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドAサイト入り口付近
スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド Aサイト入り口付近

キャンプ場内が一方通行のため、多くの車がAサイトの外周を周回し、車の出入りが非常に多いです。

スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドAサイト
スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドAサイト

そのため、

Point
  • 静かにキャンプしたい
  • 走り回る小さいお子さんがいるご家庭

は避けた方が無難です。

ただし、Aサイトの周囲だけは道路が舗装されているので、路面状況がよく、砂埃は立ちにくいのがメリットです。

フリーサイト:Bサイト

Aサイトと炊事場を挟んで反対側にあります。

スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドBサイト看板付近
スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドBサイト看板付近

炊事場・トイレにも近く、Aサイトよりは車の通過は少ない。

スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドBサイト(炊事場から)
スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドBサイト(炊事場から)

Bサイトの中にA/Bサイト兼用の炊事場があります(2枚目の写真は炊事場を背に撮ったもの)。

炊事場に向かって丘になっています。フラットな部分はあまり多くないです。

Point
  • 炊事場が近い!

フリーサイト:Cサイト

炊事場にも近いサイト。若干勾配がありますが、木陰も近くにあるので、暑い時期はいいかも。

スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドCサイト
スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドCサイト

フリーサイト:Dサイト

キャンプ場奥にあるフラットかつ炊事場にも近いサイト。

日陰もそこそこあり使いやすい

Point
  • 奥地にあるので、静か
  • 日陰があるので、過ごしやすい

フリーサイト:Eサイト

斜面の下側と上側に広がるサイトです。

斜面下側は、キャンプ場の中でも最奥のため、車の通りは少なく、静かです。

上側はフラットなスペースが広くあるのでそれなりに人が集まります。

芝生の急斜面があるので、ソリで芝滑りができます。お子さんは楽しいでしょう。

Point
  • そり遊びができて子供は楽しい。
  • 砂利道の路面状況が悪いので注意。

フリーサイト:Fサイト

斜面の下側の細長い一帯の部分

土手の上にも設営できますが、3-4サイト分しかありません。ひっそりとキャンプしたいかたはどうぞ。

Point
  • まさに土手!細長く、設営数は少ない
  • 駐車が難しい。
  • ひっそりキャンプ派には最適

フリーサイト:Gサイト

住箱やAC電源サイトの奥にあるエリア。フリーサイトの中では離れているので、車通りが少なく静か。ただ、炊事場やトイレはやや遠いです。

スノーピークヘッドクォーターズ サイトG
スノーピークヘッドクォーターズ サイトG
Point
  • フリーサイトのの中では孤立しているので、車通りが少ない。
  • フラットで広い
  • 炊事場やトイレは遠い

フリーサイト:Hサイト

住箱の置いてあるエリアの脇

フリーサイト:Iサイト

新しく拡張されたサイト。広くてフラット。奥まっているので、車通りも少なめ。スタッフさんからもお勧めされたサイト。

スノーピークヘッドクォーターズ サイトI看板付近
スノーピークヘッドクォーターズ サイトI看板付近
スノーピークヘッドクォーターズ サイトI
スノーピークヘッドクォーターズ サイトI
Point
  • 新しいスペースで舗装路面なので車庫入れまでストレスなし
  • フラットかつ広めのスペースで万人にお勧め。

プレミアムグループサイト

サイト利用料:22,000円

チェックイン:12:00から

チェックアウト:翌日12:00まで

スノーピークヘッドクォーターズ プレミアムキャンプサイト
スノーピークヘッドクォーターズ プレミアムキャンプサイト

フリーサイト Iサイトの一部分にあります。Iのほかの部分とは区切ってあり、グループキャンプ用に広めになっています。

こちらのみ、「ブロック」という単位になります。

プレミアムグループサイトの詳細
  • ブロック数:2ブロック
  • 1ブロック24名まで
  • 2ブロック予約で48名まで利用可能
  • 専用駐車スペース4台/ブロック 台数以上はストア駐車場へ
  • テント、タープの上限はブロック内設置可能数。
スノーピークヘッドクォーターズ プレミアムキャンプサイト
スノーピークヘッドクォーターズ プレミアムキャンプサイト

プレミアムグループサイトでなくても、グループキャンプはできますが、広くてフラットな場所は早い者勝ちになります。

したがって、

Point

「グループキャンプ予定で、絶対にサイトを確保しておきたい!!」

という幹事さんは検討するといいでしょう。

AC電源オートサイト

サイト利用料:¥3,300

チェックイン:12:00から

チェックアウト:翌日12:00まで

その名の通り、AC電源が取れるサイト。

区画されているので、フリーサイトのように設営場所の取り合いにならないので、到着時間に不安があるのであれば安心。

AC電源オートサイトの詳細
  • サイト数
  • 区画12m×12m
  • チェックイン時に延長コード5mを貸し出し
  • 電源は1500Wまで
  • 駐車スペースは3m×12m。でトレーラーやキャンピングカーもOK(はみ出しは不可)
Point
  • 電源があるので、キャンピングカーの車載バッテリーも充電可能
  • 携帯はもちろん、扇風機、スポットクーラーなども稼働できる。
  • 場所を予約できるので安心

モバイルハウス住箱

サイト利用料:¥12,650

チェックイン:13:00から

チェックアウト:翌日10:00まで

あの「住箱」に宿泊できる!住箱とその前の芝生スペースが使えるので、BBQをして、寝るのは住箱の快適空間!

スノーピークキャンプフィールド 住箱サイト
スノーピークキャンプフィールド 住箱サイト
住箱室内の設備
  • エアコン
  • セミダブルベッド×1
  • 湯沸かし用器具
  • 室内用テーブル
  • 室内用チェア×2

※3,4名で利用時は追加にて寝袋とマットを用意してもらえる。

※室内用のテーブルとチェアは野外での使用禁止のため、BBQ時用のテーブル・チェアは別途準備が必要。

Point
  • キャンプしたいけど、虫が・・・という方
  • 暑い時期のキャンプはしんどい・・・という方
  • キャンプしたいけど、設営まではちょっと・・・という方

などにお勧めです。

スノーピークヘッドクォーターズの場内施設

炊事場

キャンプフィールド内に点在するこの建物です。

炊事場とトイレが一緒になっています。

1つの炊事小屋につき、シンクが6台あり数は十分。

しかもお湯が出ます。

スノーピーク ヘッドクォーターズキャンプフィールドの炊事場
スノーピーク ヘッドクォーターズキャンプフィールドの炊事場

炊事場横にコンセントがありますが、ちょっとした充電・作業用です。サイト内への引き込みは禁止です。

電源が必要であれば、電源つきサイトを利用しましょう。

スノーピークキャンプフィールドの炊事場にある電源
スノーピークキャンプフィールドの炊事場にある電源

トイレ

炊事場の両サイドに男女別で付属しています。

よく清掃されており、綺麗です。

シャワールーム

SHOPの建物内にあります。男女別に2つずつ設置されています。

数年前はかなり混雑していた印象ですが、現在はSPAを利用する人も多く、混雑はだいぶ緩和されている印象です。

スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドSHOP横のシャワールーム
スノーピークヘッドクォーターズキャンプフィールドSHOP横のシャワールーム

ドライヤーも設置されていますので安心です。

SHOP

このキャンプ場の大きな魅力の一つ、Snowpeakショップ。

スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド ショップ入り口
スノーピーク ヘッドクォーターズ キャンプフィールド ショップ
スノーピークヘッドクォーターズのショップ内。キッチン用品がたくさん並んでいる。
スノーピークヘッドクォーターズのショップ内。キッチン用品がたくさん並んでいる。

スノーピーク商品がずらり。「せっかくだし・・・」とついつい買ってしまいます。

Snowpeak Headquarters campfieldのSHOP店内
Snowpeak Headquarters campfieldのSHOP店内

キッチン用品などの小物はもちろん、テントやテーブル、ソファなど大型商品も販売しています。

エントリー向けはもちろん、上級者向けのPro.ラインナップなども豊富な品揃えです。

購入前の相談にも親切に対応してくれます。ますます欲しくなる!!

Snowpeak Headquarters campfieldのSHOP内。お馴染みの焚き火台も購入できます。
Snowpeak Headquarters campfieldのSHOP内。お馴染みの焚き火台も購入できます。

お馴染みの焚き火台もあります。「レンタルもいいけど、いっそ買っちゃおうかな!」と思ってしまうのが、このショップの魔力。

もちろん、薪も売っているので、そのままサイトに持ち帰り今晩から焚き火を楽しめます。

冷蔵庫には、缶ビールや、ピザ、ウインナーなどバーベキューで焼けるようなちょっとした食材も売っています。少し足りないなーという時にありがたいですね。

スノーピークヘッドクォーターズ キャンプフィールドショップ内で売られているピザ
スノーピークヘッドクォーターズ キャンプフィールドショップ内で売られているピザ

ギャラリー

自由に観覧はできず、観覧時間が決まっています。

レンタル用品

スノーピークのキャンプ用品をレンタルすることができます。

一般のキャンプ場でもスノーピーク商品をレンタルしているところはありますが、こちらは本家本元だけあって、レンタル商品のメンテナンス状態も良好です。

しかも、設営でわからなければ、詳しいスタッフさんが丁寧に教えてくれます!

キャンプしてみたいけど、道具がないなーという方はぜひレンタルしてみましょう!

数に限りがあるため、予約したほうが確実です。

SnowPeak Headquartersのレンタル用品の一例
SnowPeak Headquartersのレンタル用品の一例
SnowPeak Headquartersのレンタル用品一例
  • 春夏用シェラフ:2,000円
  • 焚き火台Lセット 3,300円
  • ワンアクションローテーブル 3,300円
  • ファミリーテントセットM(3~4名用) 5,500円
  • ファミリーテントセットL(4~5名用) 7,700円
  • LEDランタンセット 4,400円
  • FDチェア 1,100円

近隣の施設

Snow Peak FIELD SUITE SPA

スノーピークが作った温泉施設。宿泊施設も併設。建物の設計は建築家の隈研吾さん

露天風呂からは、のどかな下田の里山を眺めることができます。スノーピークのキャンプチェアが風呂場用にカスタムされて置いてあるのも素晴らしい。

何時間でも浸かっていたい温泉です。

無料の休憩施設もあり、湯上がり後にテラス席でのアイスクリームは格別。

「SnowPeak FIELD SUITE SPA Headquarters」休憩所のテラス席
「SnowPeak FIELD SUITE SPA Headquarters」休憩所のテラス席

いい湯らてい

「snowpeak headquarters campfield」から約10km。

公式サイト:いい湯らてい

開館時間:午前10:00から午後9:00(最終入館受付:午後8:15)

正月三が日も通常営業※休館日:毎月第三水曜日(祝日の場合は翌日休館)

八木ヶ鼻

新潟観光ナビ|八木ヶ鼻

「いい湯らてい」のすぐ近くにあります。

高さ200mを超える崖。三条市の名勝に指定されている。古くからハヤブサの繁殖地として知られれています。

漢学の里しただ

道の駅には、農家レストラン庭月庵 悟空、農産物直売所があります。

道を挟んで向かいには諸橋轍次博士記念館が併設されています。

三条市周辺の小学生は学校で見学に来たりするようです。

道の駅にはEV充電器が設置されているので、EVユーザーにとっては重要な場所です。

Q&A

Q:入浴はどうしたらいい?

A:以下の3パターンがあります。

  • Snow Peak FIELD SUITE SPA:キャンプ場の向かい側。入浴料金はやや高いけど、もっともラグジュアリー
  • いい湯ら亭:距離は離れるが、ファミリーでのんびり浸かることのできる温泉。コスパも◯
  • 場内シャワー:簡単に済ませたいならコレ。無料で、時間もかかりません。数は少なめなので、タイミングをよく見計らいましょう。

Q:混雑具合はどう?

A:休前日はとても混雑します。人気のキャンプ場のためこれはやむを得ないです。

しかし、例えばGWの最終日など、連休最終日であればかなり空いています。貸切か?と思えるような贅沢なスペースを使えます。

そんな時にデイキャンプをする、休暇を取って、日曜日から月曜日のスケジュールでキャンプすれば快適です。

評価

メリット

SnowPeakの目指すキャンプスタイルを体験できる

お膝元だけあって、スノーピークのマインドをビリビリ感じることのできるつくりです。

自然豊かな場所ながら、ジャングルなわけでもなく、かといって人工的すぎない上手な手の入れ方でキャンプ場を作り上げている。

充実のSHOPとスタッフの接客・買い物体験

価格は基本定価だけど、相談に乗ってもらいながら購入して、すぐにキャンプで使って楽しめるという買い物体験は素晴らしい。

幅広い層が楽しめる「野遊び」

ストイックなキャンパーだけでなく、ライト層やラグジュアリーを求める人にも満足できるSPAを併設するなど、工夫を凝らしてあります。

デメリット

ゴールデンウィーク時期などは非常に混雑

人気のキャンプ場だけあって、新潟県内はもとより、関東からたくさんのキャンパーが押し寄せます。そのため、繁忙期は騒がしく、のんびり過ごすには不向き

フリーサイトはフラットなところが限られる

丘陵地を利用したキャンプ場のため、フラットなところが限られています。

そのため、出遅れると傾斜があるところに設営する必要があります。テーブルの上に置いた皿が滑り落ちたりなどキャンプしづらくなります。

EVユーザー向け情報

近隣のEV充電スポット

道の駅 漢学の里しただ

2台設置されています。

道の駅 漢学の里しただ のEV充電器
道の駅 漢学の里しただ のEV充電器

認証はエコQ電です。エコQ電の使い方は以下の記事にまとめてあります。

あわせて読みたい
EV充電器|エコQ電の使い方。評判、カード取得、ビジター充電も解説。
EV充電器|エコQ電の使い方。評判、カード取得、ビジター充電も解説。

道の駅の充電器でよくあることですが、出力は弱いですが、

  • エコQ電の認証で月額会員にならなくても充電できる
  • 30分500円という良心価格

なので、充電過疎地域では貴重な存在です。

「道の駅 漢学の里しただ」 のEV充電器の料金画面
漢学の里しただ のEV充電器の料金画面
「道の駅 漢学の里しただ」の充電器情報
  • 設置台数2台
  • 出力:20kW
  • 認証:エコQ電
  • 料金:250円/15分 (最大料金:500円/30分)
  • 同時充電車両数:1台×2基
  • 充電待ちスペース:なし
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雪国EVアンバサダー
スノーボード、キャンプを愛する新潟人。移住10年目。 EVのある雪国のアクティブなライフスタイルをお伝えします。
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